Pythonの総合開発環境として有名なものに PyCharm があります。
今回はこのPyCharmにおいて新しいプロジェクトの作成方法と、必要なパッケージの追加方法について調べました。

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新規プロジェクトの作成

新規作成

PyCharmではプロジェクトという単位を用いて、コードを管理していきます。
そのため新しくプログラムを作成する際には、新規プロジェクトの作成から始まります。

まず初めにPyCharmを起動すると、次のような画面が表示されます。
「Create New Project」をクリックします。

クリックするとプロジェクトの基本的な設定画面が表示されます。

「Location」にプロジェクトの場所と名前を指定します。
次に仮想環境の設定をします。既存のインタプリンタを使用する場合は下の「Existing interpreter」を、新しい仮想環境を作成する場合には「New environment」を選択します。

今回は「New　environment」の「Virtualenv」を選択します。
そしてら次に仮想環境の場所を「Location」に設定しBase interpreterで使用するPythonのバージョンを選択します。
最後に「Create」ボタンを押します。

そうしたらPyCharmの編集画面が開きます。

次にコードを書くPythonのファイルを作成します。
作成は画面左側にあるプロジェクトウィンドから、作成したプロジェクトを選択し、
右クリック　→　「New」 →　「Python File」を選択します。

そしてファイル名を入力する画面が表示されますので、適当な名前を入力します。

次にPythonの実行構成を設定します。
メニューバーの「Run」→「Edit Configurations」を選択します。
すると下記のような「Run/Debug Configurations」画面が表示されます。

画面左上のプラスボタンを押し、「Add New Configuration」が表示されたらPythonを選択します。

そうしたらPythonの構成画面が表示されるので、下記のように設定します。
「Name」は構成を識別するための名前ですので、適当な名前を付けます。
「Script path」では先ほど作成したpythonファイルのパスを設定します。

以上で設定は終わりです。
Pythonファイルに Hello Worldのコードを書き、画面右上の緑三角ボタンをクリックすると実行が始まります。
私の環境では画面下部に実行結果のHello Worldが表示されました。

今回作成した仮想環境は最低限度のパッケージしか含まれておりませんので、必要なパッケージの追加方法を調べました。

初めにメニューバーの「File」→「Setting」よりプロジェクトの設定画面を開きます。

次にプロジェクトタブの中の「Project Interpreter」を開きます。
この画面には使用するPythonのバージョンと現在インストール済みのパッケージが表示されます。
画面右側のプラスボタンを押すことで利用可能なパッケージの検索画面が表示されます。

今回はOpen CVをインストールします。
インストールするパッケージを選択した後に画面下部の「Install Package」を押すとインストールが開始されます。

画面下部に次のような表示がされれば、インストール完了です。

実際にインストールしたパッケージが動作するか確認するために、下記のようなコードを書き実行しました。

import cv2

src = cv2.imread('img1.jpg')
cv2.imshow('src', src)

cv2.waitKey(0)

import cv2

src = cv2.imread('img1.jpg')

cv2.imshow('src', src)

cv2.waitKey(0)

以上でPyCharmによる新規プロジェクトの作成と新しいパッケージのインストール方法について調べました。