VivadoはXilinx 社製FPGAの向けの開発ツールです。Vivadoを用いれはHDLやIPインテグレータを用いてシステムを構築することができます。
今回はこのVivadoのインストールと、Digilent社製評価ボード ZYBO の開発に必要な設定の導入を行いました。
Vivadoのインストール
まず初めに開発ツールであるVivadoのインストールを行います。
Vivado は下記のXilinx社のページからダウンロードすることができます。
ダウンロードページにはメニューから
「開発者ゾーン」 → 「ハードウェアゾーン」 → 「Vivado Design Suite HLx Edition」 → 「Vivado Design Suite HLx Editionをダウンロード」
で移動することができます。
今回は最新のVersion 2018.2をインストールします。
またインストーラをダウンロードするためにはユーザ登録をする必要があります。
インストーラを起動しインストールを始めると再びユーザIDとパスワードを求められます。
またインストールする際にVivadoのインストールライセンスの選択を行います。今回は無料の「WebPACK Edition」を選択しました。
ボードファイルのインストール
続いてボードファイルのインストールを行います。
ボードファイルは開発に使用するFPGAの細かい設定が記されているファイルです。
今回はDigilent社製評価ボード ZYBO を開発に使用しますので、ZYBOのボードファイルをインストールします。
Digilent社製評価ボード のボードファイルは下記のリンクからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、中の
vivado-boards-master\new\board_files
にZYBOやそれ以外のボードファイルが入っています。
これらのファイルをVivadoをインストールした場所の
C:\Xilinx\Vivado\2018.2\data\boards
以下にコピーしてください。
制約ファイルのインストール
次に制約ファイルのインストールを行います。
制約ファイルはFPGAの外部端子やクロックなどの設定を行うファイルです。
Digilent社製評価ボード ZYBO の制約ファイルは下記のリンクからダウンロードできます。
以上でVivado及びDigilent社製評価ボード ZYBOの開発に必要な設定ファイルのインストールは終了です。